白フジバカマや藤色フジバカマのお花畑に
浅葱色と茶色の蝶ちょの群れ?がひらひら飛んでいた。
あまりに美しいので思わずカメラを向けた。
通りがかった何人もが同時にカメラを向けていた。
「 みなさん、写真を撮られましたか?」
の声に振り向くと、
大きな白い虫取り網を持ったおじさんであった。
えっ?!!
「 おじさんが放されたの?」
「 昆虫採集のため?」
な~んだ~~。
ところが、
「 今年は多いんですよ。 このフジバカマが群生するようになって、
アサギマダラがやってくるようになったのです。
2,000キロとも3,000キロとも言われているのですが、
暖かいところを求めて、
夏は日本に、夏の終わりには台湾や東南アジアまで渡り飛ぶんです!
この小さい体でどこからそんなエネルギーが湧いてくるのでしょうかね・・・
僕はね、
風の力を借りて飛んでくるのだと思うのですよ。 でも、
学者さんたちの中にはそれを突き止めたくて研究されている人もいるのですよ・・・
ハハハハハ ・・・・・・」
と、その網を持ったおじさんが愉快そうに情け深く言われた。
捕まえた蝶には
マーキングして
また放されるそうだ。
マーキングをされた蝶を
手のひらにのせてくださった。
死んでしまったように
じっとして動かない。
おじさんはニコニコとアサギマダラに成り代わって曰く。
「 死んでなどいません。
気絶しているのでもないのです。
単に “ 寝たふり ” です。
そっと手を振ればちゃんと飛び立ちますよ。
ハッハッハッハッハ ・・・・・・・・・」
その後は、
フジバカマと蝶ちょが創り出している小さい世界が、
着物の裾模様のような美しい構図や色目を見せてくれて、しばし見とれていた。
2008/10/13 京都 善峯寺から
あまりに美しいので思わずカメラを向けた。
通りがかった何人もが同時にカメラを向けていた。
「 みなさん、写真を撮られましたか?」
の声に振り向くと、
大きな白い虫取り網を持ったおじさんであった。
えっ?!!
「 おじさんが放されたの?」
「 昆虫採集のため?」
な~んだ~~。
ところが、
「 今年は多いんですよ。 このフジバカマが群生するようになって、
アサギマダラがやってくるようになったのです。
2,000キロとも3,000キロとも言われているのですが、
暖かいところを求めて、
夏は日本に、夏の終わりには台湾や東南アジアまで渡り飛ぶんです!
この小さい体でどこからそんなエネルギーが湧いてくるのでしょうかね・・・
僕はね、
風の力を借りて飛んでくるのだと思うのですよ。 でも、
学者さんたちの中にはそれを突き止めたくて研究されている人もいるのですよ・・・
ハハハハハ ・・・・・・」
と、その網を持ったおじさんが愉快そうに情け深く言われた。
捕まえた蝶には
マーキングして
また放されるそうだ。
マーキングをされた蝶を
手のひらにのせてくださった。
死んでしまったように
じっとして動かない。
おじさんはニコニコとアサギマダラに成り代わって曰く。
「 死んでなどいません。
気絶しているのでもないのです。
単に “ 寝たふり ” です。
そっと手を振ればちゃんと飛び立ちますよ。
ハッハッハッハッハ ・・・・・・・・・」
その後は、
フジバカマと蝶ちょが創り出している小さい世界が、
着物の裾模様のような美しい構図や色目を見せてくれて、しばし見とれていた。
2008/10/13 京都 善峯寺から
by pcnkyoko
| 2008-10-16 23:17
| 散歩