草むらの鴨たち
雨上がり、
雲は流れて澄みきった空だ。
午前中の激しい雨などなかったかのように、
乾いた空気が爽やかだ。
忙しかった仕事もひと段落したので、
気持ちも清々しい。
久しぶりに散歩だ~。
ググッ、ガッ、ゲゲッ・・・とか、
ガサガサ、ゴソゴソ・・・・音がする。
何がいるのかとお池のそばに目をやると、
一羽の鴨がじっと座っていた。
怪我でもしているのだろうか、
覗いても動こうとしない。
ただ怯えて震えているように見えた。
その傍らで、
もう一羽が
落ち着かない素振りだ。
人相の良くないおばさんに
じっと見られていると
さぞ怖ろしいのだろう。
じりじりとお池の際まで
後ずさり?していくが、
この弱って動けない相棒を
守ってやっているかのように、
怯えながらも
決して置いて逃げることはなかった。
すごい 「 愛の絆 」 。
「 ごめん、脅してごめんね。 すぐに去るからね。」
思わず声をかけてその場を離れた。
しかし、この鴨たち、
どうして仲間たちと共に北の国へ帰らなかったのだろう。
今からの暑い夏を過ごせるだろうか。
周りの敵たちの餌食にならなければいいが ・・・
雲は流れて澄みきった空だ。
午前中の激しい雨などなかったかのように、
乾いた空気が爽やかだ。
忙しかった仕事もひと段落したので、
気持ちも清々しい。
久しぶりに散歩だ~。
ググッ、ガッ、ゲゲッ・・・とか、
ガサガサ、ゴソゴソ・・・・音がする。
何がいるのかとお池のそばに目をやると、
一羽の鴨がじっと座っていた。
怪我でもしているのだろうか、
覗いても動こうとしない。
ただ怯えて震えているように見えた。
その傍らで、
もう一羽が
落ち着かない素振りだ。
人相の良くないおばさんに
じっと見られていると
さぞ怖ろしいのだろう。
じりじりとお池の際まで
後ずさり?していくが、
この弱って動けない相棒を
守ってやっているかのように、
怯えながらも
決して置いて逃げることはなかった。
すごい 「 愛の絆 」 。
「 ごめん、脅してごめんね。 すぐに去るからね。」
思わず声をかけてその場を離れた。
しかし、この鴨たち、
どうして仲間たちと共に北の国へ帰らなかったのだろう。
今からの暑い夏を過ごせるだろうか。
周りの敵たちの餌食にならなければいいが ・・・
by pcnkyoko
| 2009-07-09 22:48
| 散歩